
車社会でない都会に住むなら必需品とも言える電動自転車。
元々電動ではない子乗せ自転車を使っていたのですが(めちゃくちゃ重い!)2人目が生まれたタイミングで3人乗り電動自転車の購入を決意。増税前に買ったのですが、どのメーカーにするか散々悩みました。
なにせ20万弱もする高い買い物なので、しっかりリサーチして後悔のないようにしないと…と約1ヶ月間悩み抜き、最終的に我が家はパナソニックのギュットクルームEXを購入しました。
最終的に迷ったのはギュットクルームとYAMAHAのパスキスミニアン
子供乗せ電動自転車を買うときザッと候補に上がったメーカーは4つ。
- パナソニック
- ヤマハ
- ブリジストン
- OGK
他にもいくつかメーカーはありますが、街中でよく見かけるのはこの辺かな、と。下調べなしに自転車屋さんに見に行っても、何がなんだかさっぱりわからず。(値段がこんなに高いんだ、というのだけはわかった。)
そんな時タイミングよく見つけたのが、普段から妻が愛読しているLDKの電動自転車比較記事。
電動自転車の知識が全くない我が家にとってはとても参考になりました。
LDKのベストは前乗せ・後ろ乗せともにヤマハ。2位がパナソニックだったので、その2メーカーに絞って調べていくことにしました。
値段はヤマハの方が2万円安い
ヤマハがLDK電動自転車でベストバイに選ばれたのは、総合的にソツがなく、車体価格が比較的安価だから。
パナソニックと比べると、約2万円安く買えます。街中を走るママさんの自転車を見ても、ヤマハに乗っている方が圧倒的に多いように感じます。
パナソニックにはその2万を補填できるほどの機能があるのか?と問われれば、私は”ある”と思っています。
両者の一番の違いは、アシスト力(パワー)と走行距離(稼働時間)。
値段が高い分、スペックはもちろんパナソニックの方が上。これはサイクルショップで2つを試乗した時に違いをはっきりと感じました。
ギュットクルームとパスキスのアシスト力の違い。パワー重視ならヤマハは除外。

アシストモードは3段階
LDKでは、ヤマハは漕ぎ出しのアシストがマイルドだから初心者でもふらつかずに怖くない、と高評価していましたが、私は逆にそのマイルドなアシスト力が物足りなく感じました。
初めて試乗した時「え、本当にこれアシストされてる?」と感じてしまったくらい。一方のパナソニックは、漕ぎ出しのアシストがとてもパワフル。
初めて電動自転車に乗る妻でさえも、問題なく乗れており、むしろこのパワーアシストが気持ちいいと。東京の街中を走っていてもヒヤリと危なさを感じたことは今の所ありません。
子供を乗せて走るというのは意外にも重いもの。特に、前と後ろの両方に乗せる場合は、ある程度のパワーがほしいなと思ったのも決め手の一つです。
注意深く街中のママさんが自転車を漕ぐ様子を観察していると、ヤマハに乗っている方の方が心なしか一生懸命漕いでいるように感じます。(あくまで私の主観です。本記事はパナソニックを推奨する意図は全くありません。)
走行距離が長いのはパナソニック>ヤマハ。
アシスト力の他、パナソニックは走行可能距離も長いです。
パナソニック:バッテリー容量16Ah、充電時間5時間。

パナソニック公式HPより
ヤマハ:バッテリー容量12.3Ah、充電時間3.5時間。

ヤマハ公式HPより
大体各モード10キロ近く(ロングだと20キロ)違います。
パスキスミニアンSPというバッテリー強化バージョンのヤマハ自転車でも、パナソニックの方が性能が上回っています。
コマメに充電するのが苦でない方ならいいかもしれませんが、毎日乗るものだし、我が家のようにズボラ系夫婦だと意外とこの差が大きいような気がしています。
ギュットクルームの充電は10%を切ってから!バッテリー長持ちのコツ
充電のタイミングですが、10%を切ってからするのがバッテリー長持ちのコツだと自転車屋さんの店員さんに教わりました。
電動自転車のバッテリーも、スマホと同じように充電限度回数が決まっているので、なるべく残量が減ってから充電することで長持ちさせられるようです。別売りでバッテリーも購入できますが、出来るなら長く使いたいですよね。
クラブパナソニックに登録するとバッテリー保証が1年延長![]()
店舗で購入した際、クラブパナソニックへの登録を店員さんにおすすめされたのですが、こちらに登録しておくことで色々な保証が受けられるようです。
バッテリー保証期間が延長するだけでなく、様々なサポートが受けられるのでパナソニック電動自転車を買った際は登録必須だそう。(登録はもちろん無料です。)
パナソニックギュットクルームEXとDXの違いとコスパを検討
ギュットクルームを買うと決めた時、EXにするかDXにするか悩まれる方、多いのではないでしょうか。
我が家の場合はズボラ夫婦なのでEX即決でしたが、双方の違いを簡単にまとめてみます。
- DX:一般自転車と同じように手動で施錠。
- EX;電子キーで開錠できる。車と同じように、キーを持っていれば電源ボタンを押すだけで鍵を外せるので便利。(※鍵をかけるのは手動なので、かけ忘れに注意!)あとは、フロントチャイルドシートの追加クッションがついている。

フロントチャイルドシートの追加クッション
EXの方が高機能な分値段が18000円くらい高いです。
フロントチャイルドシートの追加クッションが3500円くらいするから、実質の価格差は15000円弱といったところでしょうか。
このクッションもエッグショックと同じ素材で作られているようなので、あるとないとでは座り心地が結構違うのではないかと思います。

自動開錠キー。バッテリーを外す際に使う鍵も3本ついてくる。
電子キーで開錠できるのは思いの外便利!特に我が家は子供2人を乗せる3人乗りなので。
バッグから鍵を探して開錠して・・・という動作中に子供2人の安全を確保しながらは意外に難易度高いように思います。忙しい朝もパッとスタートできる気もします。

電源ボタンで自動開錠
多少値段は上乗せされますが、値段分の価値は十分にあるんじゃないかと感じます。